ボクシングのWBO世界ミニマム級2位谷口将隆(25=ワタナベ)が7種の攻撃プランで同級王者ビック・サルダール(28=フィリピン)を撃破する自信を示した。

26日、東京・後楽園ホールで同級タイトルマッチ12回戦に備え、都内で開かれた予備検診に臨んだ。身長は159・8センチの王者よりも1・7センチ高い谷口だったが、リーチは王者の170センチに対し、163・5センチと6・5センチも短かった。

谷口は「自分よりもリーチが長い相手は初めてですが、170センチ以上のリーチがある選手とも(スパーリングを)やってきたので問題ないです」と強調した上で「どう転んでも大丈夫」という攻撃プランを準備してきたことも明かした。15年末、負けながらも当時の同級王者田中恒成(畑中)から強烈なダウンを奪取し、昨年7月には前王者山中竜也(真正)から王座を奪ったサルダールの右の強打は警戒しなければならない。自らのリーチが短い分、接近戦や中距離での打ち合いなど多彩なファイトを準備を整えてきたという。井上孝志トレーナー(49)も「本当に引き出しは多いです」と付け加えた。

初対面したサルダールと目を合わせ「もっとオーラがあると思ったけれど、今日は感じなかった」との印象を明かした谷口は「試合へのイメージ、頭にあるプランは変わらない。想定外のことが起きても対処できるようにしてきたので。7~8種類はプランがあります」と静かに燃えていた。