4日(日本時間5日)、米ネバダ州ラスベガスで3団体統一戦を控えるボクシングWBAスーパー、IBF世界ミドル級王者サウル・アルバレス(28=メキシコ)が前日計量で対戦相手となるIBF同級王者ダニエル・ジェイコブス(32=米国)と一触即発ムードを漂わせた。
3日(日本時間2日)、会場となるT-モバイルアリーナで前日計量に臨み、リミット160ポンド(約72・5キロ)でパスしたジェイコブスを横目にアルバレスは159・5ポンド(約72・3キロ)でクリアした。
計量後、最後に両者が向き合うフェイスオフの場面でトラブルが起こった。身長が高いジェイコブスから額を当てられ、アルバレスも額で押し返して応戦するとお互いが手で押し出す事態に発展。乱闘寸前となり、立会人と両陣営らに羽交い締めで止められた。アルバレスは「彼には恐怖があったのだろう。自分が勝つつもり。KOを狙うだろうけれど、できないだろうね。彼にはその能力がない」とバッサリ。ジェイコブスは「私が世界で最高のミドル級だと思っている」と豪語した。なお試合当日朝にIBFルールで計量が開かれ、制限体重は170ポンド(約77・1キロ)となる。
アルバレスと契約を結ぶゴールデンボーイ・プロモーションCEOの元6階級制覇王者オスカー・デラホーヤ氏が最初に両者を制し「ジェイコブスが非常に緊張しているように見えた。アルバレスは強く自信を持って戦いたくて出てきました。私にとって既にアルバレスが1-0です。ジェイコブスは最初のラウンドを精神的にも感情的にも失った」と分析していた。

