日本フライ級王者中谷潤人(21=MT)が、一発KOでデビュー19連勝を飾った。フィリップ・ルイス・クエルド(23=フィリピン)に左ボディーをねじ込み、1回1分23秒KO勝ちした。WBCとWBOで4位などすでに4団体で世界ランク入りの実力を見せつけ、世界挑戦へ大きくアピールとなった。
ゴングから圧倒した。鋭い右ジャブを連発して、相手にパンチすら打たせず。1分すぎにロープを背負わせたところで、左ボディーが決まった。「ジャブは切れがあった。左ボディーも狙っていた。もうちょっとやりたかったが、いいパンチが入っていい形で勝てた」と涼しい顔で話した。
当初は初防衛戦予定も挑戦者中野ウルフ(橋口)が目の負傷でノンタイトル戦となった。2度目のメインに「モチベーションは落ちることはなかった」。文句のつけようのないKO劇にも「立ち上がりに正面に立ちすぎた」と反省も忘れず。それも世界を見据えるから。「高い壁だと思うが、チャンスがあればいつでも。できれば早い方が」。その時を今や遅しと待つばかりだ。

