ボクシング前WBA世界ミドル級王者ロブ・ブラント(28=米国)が契約条項に含まれていた現王者村田諒太(33=帝拳)との再戦権を行使する意向を示した。

18日、米スポーツ専門局ESPNなどが報じたもの。ブラントのプロモーターとなるグレグ・コーエン氏が週明けの15日から再戦権の行使する可能性を明かしていた。開催地、時期などは不明だが、もし実現すれば昨年10月の米ラスベガス、今月12日のエディオンアリーナ大阪に続き3度目となる。

ブラントは1度目の村田戦後、自ら米プロモート大手トップランク社に足を運び、同社と試合契約を結んだ。今年2月に初防衛に成功した後、同社との交渉を経て村田との再戦を決断。敗戦後にブラントは「今回のミスを払拭(ふっしょく)する3回目があってもいい」とも口にしていた。