現ユニバーサル王者セス・ロリンズが「巨獣」ブラウン・ストローマンとのコンビでロウタッグ王座も獲得した。

まずストローマンがUS王者AJスタイルズに挑戦。圧倒的な体格差で試合を優勢に進め、フェノメナール・フォアアームを繰り出したAJスタイルズをカウンター攻撃で沈めた。すると敵セコンドに入るロウタッグ王者のルーク・ギャローズとカール・アンダーソンの介入を受け、2人がかりでポストにたたきつけられて反則裁定で王座移動はなし。窮地に陥った巨獣のため、前週にストローマンの救援を受けていたロリンズが「お返し」で駆けつけ、ギャローズ、アンダーソンを蹴散らした。

バックスステージでロリンズはストローマンに対してコンビ結成とギャローズ、アンダーソンの保持するロウタッグ王座挑戦を提案した。因縁続くAJスタイルズ、ギャローズ、アンダーソンによるユニット「THE OC(オンリークラブ)」との決着マッチとして位置付けると巨獣も受諾した。これでメインで同王座挑戦が決まった。

挑戦者となるロリンズ、ストローマン組は敵セコンドのAJスタイルズの介入で苦戦したものの、ストローマンがアンダーソンにランニング・パワースラムでマットにたたきつけた。さらにロリンズが再び介入を狙ったAJスタイルズをカーブ・ストンプで排除すると、そのままストローマンがアンダーソンから3カウントを奪って同王座を奪取に成功した。ロリンズはストローマンとともに赤いロウタッグベルトを掲げ、2冠王者となった余韻に浸っていた。