K-1とB1のコラボが2日、横浜国際プールで実現した。

「K-1 WGP 2019」(24日、横浜アリーナ、日刊スポーツ新聞社後援)を前に、バスケットボールBリーグの横浜ビー・コルセアーズ(B1)とK-1が力を合わせ、横浜を盛り上げるためのスペシャルイベントを同プールで開催した。

横浜ビー・コルセアーズのホームゲームに先立ち、卜部弘嵩、近藤魁成、シナ・カリミアンがゲストとして登場。子ども向けミット打ち体験教室などを行い、会場を熱気に包んだ。

子どもたちのパンチ、キックを受けた3人はそろってニッコリ。卜部弘は「こういう経験は普段ないので楽しかった。少しでもK-1に興味を持ってもらえてうれしかった」と気持ち良さそうに汗をぬぐった。また、母国イランでも子どもに教えた経験があるというカリミアンは「こういう機会はうれしい。これからももっと増えたらいい」と今後も積極参加の姿勢を見せた。そして、近藤は「去年のBリーグを見ていたが、こういう形で関われてうれしい。子どもたちが興味を持ってくれてよかった」と前日、魔裟斗から伝授された相手のパンチを手のひらで振り払うスパーリングの技術を確かめるように、子どもにミットを出した。

24日の試合については、第3代フェザー級王座決定トーナメント出場の卜部弘が「仕事なので、しっかり仕上げる」。クルーザー級王者として愛鷹亮の挑戦を受けるカリミアンが「練習も良くできているので、勝ってリベンジしたい」。ウエルター級スーパーファイトでジョーダン・ピケオーと対戦する近藤が「魔裟斗さんの作戦で勝ちたい」と、それぞれコメント。いずれも順調な調整ぶりをアピールしていた。