プロレスラーのスペル・デルフィン(本名・脇田洋人=52)が、13日投開票の大阪・和泉市議選(定数24)に当選し、12年の初当選から3選を果たした。

同市の選挙速報によると、投票者数6万8084人で投票率は45・22%。開票率100%で、デルフィンは2633票を獲得した。

自身のツイッターには「和泉市民のみなさま、ありがとうございます。3期目、今まで以上にスポーツに芸術、観光と経済振興の発展を目指します。私は有言実行してますので、次もおもしろい事を進めていきます。当選させていただき感謝です」と、喜びの声を投稿した。

選挙期間中は、自身の高い知名度から「和泉市の広告塔」「わかりやすい市政・議会」をキャッチコピーにして活動していた。

デルフィンは元大阪プロレス社長で、現在は沖縄プロレス社長の肩書を持ち、覆面レスラーとして絶対的な知名度と人気を誇ってきた。和泉市議会でも覆面着用を許可され、話題にもなった。

◆スペル・デルフィン(本名・脇田洋人=わきた・ひろと)1967年(昭42)9月22日、大阪・和泉市生まれ。21歳の時、オランダでプロレスデビュー。FMW、ユニバーサル、みちのく、大阪を経て沖縄プロレスに。172センチ、80キロ。家族は夫人のタレント早坂好恵と1女。