ボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(27=大橋)が、米ラスベガス・デビューへ調子を上げてきた。31日のWBA同級2位、IBF同級4位ジェーソン・モロニー(29=オーストラリア)との防衛戦に向け、22日も現地のトップランクジムで汗を流した。

18日に現地入りして5日目となり、父の真吾トレーナーは「きのうは睡眠もとれている。乾燥しているが汗もかけている。食事も日本から持ち込んだし、肉とかは調達して問題はない」と話した。ジムワークは3日目となったが「試合が近づいてきて上がってきた。スイッチが入ってきた」と手応えを得ていた。

21日に合流した大橋会長らの第2陣の5人もPCR検査は陰性判定だった。