サッカー日本代表FW岡崎慎司(34=スペイン1部ウエスカ)のプレミアリーグ・レスター時代の元同僚DFが総合格闘家に転向する見通しとなった。15-16年シーズンに岡崎とともにレスターをクラブ創設133年目で初タイトルとなるプレミアリーグ制覇に導いたポーランド代表DFマルチン・ヴァシレフスキ(40)が3年間在籍したヴィスワ・クラクフ(ポーランド)で今年初めに現役引退し、母国でケージ(金網)ファイターになると24日(日本時間25日)、英紙ザ・サンが報じた。

ヴァシレフスキは長年の総合格闘技ファンで知られ、サッカー時代のサイズは身長186センチ、86キロと恵まれた肉体の持ち主。ポーランドのファイトプロモーター、マテウス・ボレク氏は「彼のスポーツキャリアは終わっていない。MMA(総合格闘技)組織の1つが彼にケージで戦うように説得すると思う。これは彼の夢だったことを知っている」と明かした。

ポーランド代表として60試合に出場し、2得点を挙げているヴァシレフスキは2部時代の13年から4年間、レスターに在籍。退団時には、岡崎から「彼はプロフェッショナルで、リスペクトしている。毎日、一生懸命トレーニングしている」と敬意を表されていた。