元ミドル級世界3団体統一王者で現IBF世界同級王者のゲンナジー・ゴロフキン(38=カザフスタン)が12月18日(日本時間19日)、米フロリダ州でIBF同級1位カミル・シュメルタ(31=ポーランド)との初防衛戦に臨むことが決まった。24日(日本時間25日)に中継する動画ストリーミング配信のDAZNから発表された。昨年10月にセルゲイ・デレフヤンチェンコ(ロシア)との王座決定戦を制し、IBF王座を獲得。同カードは新型コロナウイルスで延期が続いていたが、ようやく決まった。ゴロフキンにとって約1年2カ月ぶりのリングになる。

なおゴロフキンの対抗王者の1人で「カネロ」の愛称を持つWBA世界ミドル級スーパー、WBC世界同級フランチャイズ王者サウル・アルバレス(30=メキシコ)が12月19日(同20日)に米テキサス州でWBA世界スーパーミドル級スーパー王者カラム・スミス(30=英国)と対戦することが発表済み。アルバレスはWBA世界スーパーミドル級正規王者でもあるため、王座統一戦となる。

DAZNと契約を結ぶライバル同士が連日世界戦に臨む形となった。