ロウ女子王者アスカが前週に起きた試合中の負傷で大会欠場した。WWEからの公式発表はないものの、米専門メディアのリングサイドニュースによると、歯を折っているという。既に歯は修復されているものの、試合復帰までには数週間かかるとみられる。ただしバックステージでのインタビューなどには登場できる状況だという。

アスカは前週22日のロウ大会で、シャーロット・フレアーと組み、WWE女子タッグ王者ナイア・ジャックス、シェイナ・ベイズラー組とノンタイトル戦に臨んだ際、マットに倒れたところでベイズラーの強烈キックを顔面に浴びていた。その際に歯が折れたとみられている。今月21日にはPPV大会ファストレーンが予定されているが、まだ挑戦者は決まっていない。

この日のロウ大会では、アスカとタッグを解消したフレアーが登場。年間最大の祭典レッスルマニア37大会(4月10、11日・米タンパ)でアスカの保持するロウ女子王座への挑戦に意欲をみせた。その後、ベイスラーとのシングル戦に臨み、ナチュラルセレクションを成功させて3カウントを奪い、勢いづいていた。