IGF(イノキ・ゲノム・フェデレーション)にも参戦していた前US王者ボビー・ラシュリーが、新WWEヘビー級王者となった。

1日3回の同王座挑戦要求で逃げ腰となったザ・ミズを追い詰め、ついに最高位ベルトを奪った。

オープニングでユニット「ハートビジネス」を組むMVPとともにミズと向き合い、1時間後の王座挑戦を予告すると、リングに姿をみせない王者から胃痛を理由に試合延期を要求された。さらに1時間後の2回目の王座挑戦時は、ミズからタイトル戦を4月10、11日のレッスルマニア37大会(米タンパ)まで延期する提案を受けたものの、MVPを通じて拒否。ゴングと同時に王座ベルトをミズに持ち逃げされた。

試合は場外リングアウト裁定のため、ルールにより王座移動はなかったが、シェイン・マクマホンの裁定でランバージャック形式での3度目の王座挑戦が実現した。数多くのレスラーがリングを囲む中、ラシュリーはミズからベルト攻撃で反則裁定を狙われると回避。さらにリングを取り囲むレスラーたちにより場外逃走を狙ったミズがリングに戻されると、ラシュリーがスパインバスターから必殺のハートロックで仕留めてレフェリーストップ勝ち。新WWEヘビー級王者となったラシュリーは試合後も、お仕置きのハートロックでミズを失神KOに追い込み、王座ベルトを掲げて勝ち誇っていた。