ボクシング日本ユース・スーパーライト級王座8回戦の前日計量が、16日に八王子市内で行われた。初防衛戦となる同級王者佐々木尽(19=八王子中屋)は63・4キロ、挑戦者でユース2階級制覇を狙う日本ユース・ライト級王者湯場海樹(22=ワタナベ)は63・3キロ。いずれもリミット63・5キロ以下で一発クリアした。
ともに無敗のホープ対決は、17日に八王子市富士森体育館でゴングとなる。勝者は空位になっている日本同級王座決定戦で、同級1位平岡アンディ(24=大橋)と対戦が決まっている。平岡も当日観戦し、試合後に勝者とフェースオフを予定している。
佐々木は10戦10勝(9KO)で、KOはいずれも3回以内に決めている。「アーティスティックなKO勝ちをしたい」と宣言。「強引にパワーでなぎ倒すのではなく、パンチの交錯から美しく、きれいに倒したい」。スパーリングは少なめで、頭でイメージしながら練習してきた。「駆け引きや誘って当てたり、技術を磨いてきた」成果を発揮するつもりだ。
当初は5月に墨田区体育館で予定されていたが延期され、地元での開催に変更となった。自宅も通学する八王子拓真高も近く、陸上競技場では普段から走り込みしている。「やりやすく、パフォーマンスも上がりそう。実力は80対20ぐらいも100%勝つ」と自信を口にした。
この一戦は湯場がSNSで対戦を熱望したのが、きっかけになった。「勝つか負けるかで今後が変わる。人生をかけて、絶対に勝つ」と負けてはいない。ライト級のユース王者だが「どっちもいける。チャンスがあれば」と階級を上げた。
湯場は9戦7勝(5KO)2分で、父忠志氏は日本最多の5階級制覇王者だった。インターハイ準優勝などアマ経験は豊富。「後半でもいいし、出てくるなら打ち合いでもいいし。いろいろ考えている。引き出しは多い」と話す。
こちらは前日本同級王者鈴木や、ジム内にもパートナーは豊富で、充実したスパーをこなしてきた。14日の興行ではWBOアジア太平洋ミニマム級王者重岡ら、ワタナベジム勢が5試合すべてを制した。「ボクも流れに乗って次へのチャンスをつかむ」と必勝を期した。

