プロボクシングWBO世界ミニマム級王者谷口将隆(28=ワタナベ)が4月22日、東京・後楽園ホールで開催されるフェニックスバトル87大会(日刊スポーツ新聞社後援)で同級5位石沢開(25=M.T)との初防衛戦に臨むことが22日、発表された。19年9月に日本同級挑戦者決定戦で初対決し、判定勝利ながらも5回にダウンを喫した因縁の相手との再戦。約2年7カ月ぶりのリマッチで完全決着をつける覚悟を示した。
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横浜市内のホテルで開催された初防衛戦の会見で、谷口は緊張を隠さなかった。19年9月の初対決で5回に右強打を浴びてダウンを許した石沢との再戦決定にピリピリ感を漂わせた。前回はテクニックと手数で挽回し、判定勝ちしたことを振り返り「勝ち切っていない。ただ勝っただけ。ダウンもした。石沢選手の強さを身に染みて知っている。1回勝っているという油断、慢心もなく、すごく強い挑戦者と考えている」と表情を引き締めた。
昨年12月、王者ウィルフレド・メンデス(プエルトリコ)を11回TKO撃破して以来、約4カ月ぶりとなるリング。このV1戦を想定し、今月中旬には2泊3日の千葉・袖ケ浦の短期合宿でフィジカルを強化した。既にスパーリングと石沢対策も始めており「もともとのパワーに兼ね備え、うまさと冷静さがすごくついている。めちゃめちゃ崩しにくそう。どう崩していくか」と警戒心を強めた。
世界挑戦よりも難しいと言われる初防衛戦。「この2カ月間、石沢選手を新たに研究したり、対策をしていけたら」と前回対決を忘れて調整するという谷口は「前回とお互いに全然違うと思う。全力で臨みたい」と燃えていた。【藤中栄二】

