ハリウッド俳優でもある人気スター、「史上最高の男」ジョン・シナが11月4日のプレミアム・ライブイベント、クラウンジュエル大会(サウジアラビア・リヤド)でシングル戦に臨むソロ・シコアにボコボコにされてしまった。

リングに立ったシナは「今夜は特別な夜だ。クラウンジュエルまで残り1週間、素晴らしい空気が充満している。俺にとっては特別なんだ。20年前にWWEから俺がクビにされそうになった時以来の真剣な時だ」と切り出した。どん底から巻き返し、WWEで16回の王座戴冠を果たしてきたシナは「20年間で初めてみんなのリスペクトを失う時かも。本当にありがとう」と危機感を口にした。

WWEで2000日以上もシングル戦で勝利がない事実を認識している。結果を出していないことを踏まえ、シナは「データを無視できない。次に失うのはこの地位だ。歓声も失うかも。でもこのまま突っ走っていきたい。そして勝つことだ。クラウンジュエルも必見で必勝だ。みんなのリスペクトも受けとった。巻き返しの時だ」と力強く宣言した。しかし…、シナの話を遮るように、シコアの所属するWWEヘビー級、ユニバーサル統一王者ローマン・レインズ率いるユニット「ザ・ブラッドライン」の顧問ポール・ヘイマンが登場した。

リングに上がったヘイマンからは「誰への忖度もない。君をリスペクトしている」と前置きし、握手を求めてきた。シナは握手を交わして様子見した。さらにヘイマンは「21年間、あなたは誰も失望させなかった。私はあなたを自分の子供のように育てた。しかし、あなたはサマースラムでレインズに負け、最強ではなくなった。WWE史上最高のマイクパフォーマーだ。シナとソロの試合。ソロが仕留め、ブラッドラインがシナを消去する。勝てないでしょう。これは予想ではない、確定事項だ」と挑発してきた。

渋い表情で聞いているシナだったが、背後からシコアの襲撃を受けてマットに倒れ込んだ。ソロのスピニング・ソロからのサモアン・スパイク(変形ラリアット)でボコボコに……。シナは喉元を手で押さえ、必死に痛みをこらえている様子だった。