プロボクシングWBA世界スーパーフライ級王者井岡一翔(34=志成)が、旧知の仲となるお笑い芸人、TKO木下の鋭い質問に率直な心境を明かした。
無料中継するABEMAの格闘チャンネル公式ユーチューブで2人が深夜、ドライブするシーンが公開。井岡が運転する車内で助手席に座ったTKO木下からWBC、WBO世界スーパーバンタム級王者井上尚弥(30=大橋)の存在について言及した。
10年前のテレビ番組での共演から交流が続いているというTKO木下から「一翔は率直にどういう存在で(井上尚弥を)見ているの?」と聞かれた井岡は「もちろん意識はするし…」と最初は発した後、回答に悩んでいる様子をみせた。そして「意識してるっちゃ意識してるし、意識してないっちゃ意識してない」と言葉を続け、胸の抱く感情を「言葉にしづらい感覚」と表現した。
さらに井岡は「公の場で聞かれても答えないし、自分と人を比べたりとかしないけど、彼は彼でもうすごい行ききってるから。どっちが上か下かはわからないけど、僕からすると彼の方がすごい次元で戦っている。世界的にも彼の方が評価も大きいと思うし認知もされてると思う。自分は自分のやるべきことをこれからも全うしていく気持ちだけど、彼に関しては同じ日本人として“すごい”としか思わない」と強調。最後に「はるかに俺よりすごいことしてるやん、もう。すごいよ…」とリスペクトしている心境を吐露した。
この動画では、対戦を熱望するWBC世界同級王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)への気持ちをはじめ、大みそかには実現しなかった際の心境や、対戦を熱望する理由も説明している。31日、東京・大田区総合体育館で同級8位ホスベル・ペレス(28=ベネズエラ)との初防衛戦に向けて「今回、負けるとか勝つとか、それよりもそれを踏み出すか、踏み出さないか、そういう感じかな」と王者として戦い続ける姿勢も口にしている。

