プロボクシングWBC世界バンタム級王者アレハンドロ・サンティアゴ(28=メキシコ)が初防衛戦のために14日、来日した。24日、東京・両国国技館で同級1位の前WBO世界スーパーフライ級王者中谷潤人(26=M・T)の挑戦を受ける。母国のティファナでの練習を打ち上げ、11時間20分かけて日本に到着。サンティアゴは「中谷は無敗の良いボクサー。私が望むような背の高い選手。王者としての試合がしたい。タフなトレ、調整をしてきた。勝利は必ず持って帰る」と力強く宣言した。

昨年7月、元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)との王座決定戦を制して以来、約7カ月ぶりのリング。ドネアに勝って世界王者となり「良いステップになった試合。あれからもっとハングリーになり、勝利に対する飢えも出てきた。世界王者になるのが夢だった。その夢はかなったが、私のボクシングキャリアの歴史、ストーリーを伸ばしていきたい」と自信の笑みを浮かべた。

中谷が昨年5月のアンドルー・モロニー(オーストラリア)とのWBO世界スーパーフライ級王座決定戦で12回TKO勝ちした1戦は米国で次々と年間最優秀KO賞に輝いたことを知っている。長身サウスポーは攻略しにくいタイプとなるが、サンティアゴは「彼にフォーカスした練習をしてきたので何も問題ない。今はバンタム級で4団体統一を果たしたい。その後に階級を上げていきたいね」と野望を口にしていた。