立ち技打撃格闘技のRISE(ライズ)は「RISEワールドシリーズ2024横浜大会」を開催。セミファイナル(第12試合)のSuper Fight!-61.5キロ契約3分3R延長1Rで、中村寛(27=BK GYM/RISEライト級王者)が延長判定3-0でエン・ペンジェー(21=中国)に競り勝った。
中村は、中国国内で39戦39勝というエンの、踏み込みが速く、パンチが伸びてくる独特のスタイルに手を焼いた。終盤に強引に左右のパンチをたたき込んで延長に持ち込まなければ、負けていた可能性もあった。
中村は試合後、エンについて「ほんまに上手やなっていうのは、ちらっと(映像で)見てたんですけど。うまさに加えて強さや的確な当て勘とかそういうのがあった」とたたえた。
その上で「でも僕、はじまって一瞬で目ん玉つぶされたんで。グローブしてても目突きできるんだって思いましたね(笑い)。(グローブで)こすった感じだと思います。ほんでぼわーんて視界がなくなった感じです」と序盤に相手のパンチで左目を負傷したことを告白。さらにその後、右目も痛め、最後は視界がほとんどないまま戦っていたという。「皮膚感とかにおいとか耳とか、めっちゃ(感覚を)研ぎ澄ましてやりましたね。楽しかったのは、楽しかったです」と振り返った。
来年には中村が本命の1人として期待される61・5キロのトーナメントも開催される予定で、この日の活躍でエンも出場する可能性が高い。中村は「(エンは)ほんまに上手やったんで、うまさでは完全に負けたなって。正直むっちゃ悔しいんで。だから気持ちの整理をつけて、次はボッコボコにできるように。感覚が鮮明なうちに、ちょっと動くくらいだったらできると思うんで確認作業からやっていきたい」と前を向いた。

