アジア最大の格闘技団体ONEチャンピオンシップと独占複数試合契約を締結した前K-1ワールドGPライト級(-62.5キロ)王者与座優貴(27=team VASILEUS)の前に超強力なライバルが立ちはだかる可能性が出てきた。
3月のONE日本大会でスーパーレック(タイ)からダウンを奪って3-0判定勝ちした身長193センチのONEバンタム級ムエタイ暫定世界王者ナビル・アナン(20=アルジェリア/タイ)が、キックボクシングの試合出場にも興味を示した。
ナビルはONEのポッドキャスト番組に出演。キックボクシングの話題を振られると「以前、(現ONEバンタム級キックボクシング3位の)ペッタノンと試合を組まれたこともあるし、キックボクシングでも戦いたい。(その時は流れてしまったが)もしペッタノンとやることになれば面白い試合になると思う」と話した。
さらにナビルは「僕はキックボクシングもできると思う。クリンチしなくても攻撃できるし」などと説明し「2つのベルトを持つのはクールだ」などとムエタイ、キックボクシングの2種目戴冠に色気を見せた。
与座が戦う階級であるバンタム級キックボクシングには、世界王者ジョナサン・ハガティー(英国)を筆頭に、ウェイ・ルイ(中国)、イリアス・エナッシ(オランダ/モロッコ)、ペッタノン・ペットファーガス(タイ)、秋元皓貴(日本)、スーパーレック・キアトモー9(タイ)ら強豪がひしめき合っている。さらにONE日本大会で武尊に勝利したロッタン・ジットムアンノン(タイ)もフライ級から階級を上げる可能性もある。
そこへ“巨人”ナビルも加わるとなると、与座を取り巻く環境はまさに魔境と言えるだろう。

