プロボクシングWBO世界ウエルター級2位佐々木尽(23=八王子中屋)が6月19日に東京・大田区総合体育館で、同級王者ブライアン・ノーマンJr.(24=米国)に挑戦すると25日、発表された。今年1月、元日本同級王者坂井祥紀(横浜光)に判定勝利し、東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック同級王座の防衛に成功して以来、約5カ月ぶりのリングで世界初挑戦することになる。

3月30日には米ラスベガスで初防衛に成功していたノーマンJr.のもとを訪れ、挑戦状を手渡すなど自ら対戦オファーを出していた。ノーマンJr.との対面後、ラスベガスに残ってスパーリングを中心とした実戦練習合宿を消化。24日に帰国し、この日は横浜市内で行われたカード発表会見に出席した。

プロ戦績19勝(17KO)1敗1分けで、KO率は80%の強打を誇る佐々木は「日本人初の世界ウエルター級王者になる男、佐々木尽です」が決め言葉だ。日本ジム所属選手ではミニマム級からミドル級までの階級で102人の世界王者が誕生(日本ボクシングコミッション公認)。この13階級のうち、ウエルター級(リミット66・6キロ)だけが日本人世界王者が誕生していない唯一の階級となる。過去には辻本章次、龍反町、尾崎富士雄、佐々木基樹らが同級で世界挑戦したものの、いずれも王座獲得はならなかった。