メインイベントでGHCヘビー級王座戦が行われ、王者OZAWA(28)が26分45秒、Real Rebel(ワンステップのフェニックス・スプラッシュ)で挑戦者KENTA(44)から3カウントを奪取。4度目の防衛に成功した。
OZAWAは序盤、KENTAのキックを中心とした攻撃に苦戦を強いられた。だがKENTAがサッカーボールキックを狙おうとしたところで極悪軍団チーム2000X(T2KX)のマネジャー、ヨシ・タツが妨害。さらにレフェリーがヨシ・タツとオオワダサンを退場させようとしている間に、OZAWAがKENTAに串刺しドロップキック、コーナーを蹴ってのムーンサルトプレスとたたみかけた。
そしてOZAWAはKENTAをロープ・パラダイス(ロープを利用する変形パラダイス・ロック)で動けなくして得意のブレイクダンスを披露。続けて、動けないKENTAの顔に鼻くそをつけ、顔の上に座ってから低空ドロップキックを見舞った。さらに配信のゲストとして来場していた“黒のカリスマ”蝶野正洋の目の前でSTFを決めた。
終盤、OZAWAはカミカゼからその場跳びシューティングスタープレス。その後、2人は壮絶なエルボー合戦、張り手合戦を繰り広げた。徐々にKENTAが流れをつかんだところで、フロントキックでOZAWAを場外に設置した長机の上にたたきおとし、さらにOZAWAをリングに戻してgo 2 sleep(相手を担ぎ上げ、落下させたところへのヒザ蹴り)。これで3カウントかと思いきや、T2KXのジャック・モリスとダガが乱入してカウントを妨害。拳王&佐々木憂流迦も飛び出して全員が大乱闘となり、6人がダウンした。
立ち上がったOZAWAはKENTAにおきて破りのブサイクへのヒザ蹴りをヒットさせ、さらにもう1発。最後はKENTAのバズソーキックをかわしたOZAWAがリストクラッチ式ブルーサンダーでたたきつけ、そしてドロップキックからのReal Rebelで圧殺した。
試合後には元日の“OZAWAショック”でベルトを奪われた清宮海斗がリングに登場。ダークヒーローOZAWAを支持するファンからはブーイングが起きた。それでも清宮は気後れせずに「OZAWA、お前の前に立つのは久しぶりだよな。最近ずいぶん好き勝手やってるみたいだけど、俺はお前がやってることもノアだと思ってるよ。お前のノアを見に、これだけたくさんのお客さまが集まってくださってる。こんなにもノアを盛り上げてくれてありがとう」と感謝の言葉を口にした。
そして「ただ、お前のようなモンスターを倒すのはこの俺だよ! お前の持ってるGHCのベルトを取り戻して、俺が方舟を引っ張っていく。GHCチャンピオンOZAWA、次お前に挑戦するのは清宮海斗だ」と次期挑戦を直訴した。
するとOZAWAは「方舟継承とかいう、いまいち誰もピンときてない試合に勝っただけでGHCのベルトに挑戦できると思ってるらしいな。しかしお前も物好きだな。絶対にブーイングされるって分かっている状況で出てきたんだからな。でも、分かる。清宮の気持ち、めっちゃ分かる。ブーイングってさ、めっちゃ気持ち良いんだよな。お前もエクスタシーを感じたくなっちゃたのか? そうか、お前も実はこっち側の人間だったんだな。次の後楽園でベルトをかけて試合をしてやるよ。お前に最高のエクスタシーを感じさせてやるよ!」と対戦を了承した。
OZAWAは試合後、解説席の蝶野とがっちり握手。蝶野が「グッドマッチ!」とOZAWAをたたえると、T2KXのメンバーとかつてTEAM2000で活躍した蝶野が“合体”を果たした。

