【ラスベガス(米ネバダ州)3日(日本時間4日)=藤中栄二】プロボクシングIBF世界フェザー級8位で東洋太平洋同級王者の中野幹士(29=帝拳)が米デビューへ、計量クリアした。4日(同5日)、当地のT-モバイルアリーナで元WBO北米同級王者ペドロ・マルケス(30=プエルトリコ)との同級10回戦を控え、この日はMGMグランドで公開計量に出席。126ポンド(約57・15キロ)のリミットでパスしたマルケスに対し、中野は125・9ポンド(約57・10キロ)でクリアした。

対戦相手のマルケスと初対面し、フェースオフした中野は「マルケス選手は映像で見たまんま。体つきも上半身がごついなと思った」と振り返った。派手に演出された米国流の公開計量を経験し「良い経験になった。でもあんまり好きではないですけど。まあお客さんが喜ぶからいいかな。日本人が全然いないですね」と苦笑。海外デビューが聖地となるだけに「インパクトはもちろん大切で大事なのですが、必ず勝つという気持ち」と言葉に力を込めた。

プロ戦績12勝(11KO)無敗。現在、7連続KO勝利中となる中野が期待されるのはKO。「鉄の拳」と言われるパンチの破壊力が武器だけに「そこは自分らしく戦いたい」と決意を示していた。