日本ユース・バンタム級王者金城隼平(24=RE:BOOT)が2度目の防衛に成功した。山口友士(23=三迫)の挑戦を受け、3-0の判定勝利。試合開始から積極的に仕掛ける挑戦者に対し、サウスポーの金城は右フックや左ストレートで冷静に応戦。強引に攻め込む山口にボディー攻撃、左強打をねじ込んで動きを止めた。ジャッジ3人ともに2ポイント差という競り合いの展開を制した。

金城は「5回手前からちょっとだけ脱水でしんどかったが、それよりも冷静さを欠いていた。もっと柔軟に対応しないと。頭では想定していても試合でやるには心技体が整っていないといけない。ただ勝って反省できることがうれしい」と振り返った。

23歳以下という規定があるユース王座、24歳になった後も1度だけ防衛戦が認められている。今回がラストのユース王座の防衛戦だった金城は「3回、ユース王座のタイトルをやってものすごく素晴らしい経験ができた」と収穫も口にした。現在、日本同級ランキングも7位。プロ戦績も5勝(2KO)無敗となる。「これから日本ランカーの人たちと戦っていく上ですごく良い経験。自分で100点と言える試合がしたい。もっとやらないといけない。次はもっと強い金城隼平をみせたい」と決意を新たにした。

所属ジムの射場哲也会長は「キャリアとしては良い試合になった。今回の出来ではまだまだ。キャリアで10戦目ぐらいで日本タイトルができれば」との見通しを明かしていた。【藤中栄二】