日本スーパーバンタム級タイトルマッチ10回戦で、同級王者の石井渡士也(24=RE:BOOT)が初防衛に成功した。同級1位の津川龍也(25=ミツキ)の挑戦を受け、5回2分48秒、TKO勝利。日本王座ベルトを守り切った石井は「王者は特別なんだ、というところをみせなくてはいけなかったので。楽しんでやりました」と所属ジムの射場哲也会長と抱き合って初防衛を喜び合った。
1回から攻勢的な挑戦者の打ち合いに負けじと応戦。真っ向勝負に出た。石井は「1回にヒヤッとする場面があったと思うんですけど、すごく冷静でいられた。自分のボクシングで2回からプレッシャーをかけた」と左フックなどをねじ込み、体の強さを武器にグイグイと攻め込んだ。5回には津川の連打を浴びながらも何とかしのぎ、ロープに追い込んで左ボディーからの連打で圧倒し、最後はレフェリーストップに追い込んだ。
王座奪取よりも難しいとされる初防衛を確実に成功させた石井は「次も防衛戦になると思う。試合で自分の格を上げていきたい。今回のフェニックスバトルが『141』で『いしい』の大会だったなと思う」とメインイベンターらしく締めくくっていた。

