プロボクシング元日本、東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック・ライト級王者の吉野修一郎(33=三迫)が現役引退を決断した。30日、所属ジムから発表された。今年4月、韓国でWBAアジア同級王座(国内未公認)に挑戦し、11回TKO負けを喫した後、休養を取りながら進退について考え抜き、引退を決めたという。

所属ジムを通じ、吉野は「4月19日の韓国でのタイトルマッチを最後に、引退を決めました。アマチュアからプロまで、約20年間、本当に濃いボクシング人生でした。ボクシングを通じて沢山の方に出会い、沢山の方に応援してもらい幸せでした。世界は取れませんでしたが、沢山の応援があったからこそ自分の夢を追うことができました。最後にずっと応援してくださった皆様、ファンの皆様、応援ありがとうございました」とコメントを発表した。 栃木・鹿沼市出身の吉野は作新学院時代に高校4冠を達成し、東京農大に進学し、国体2位などアマ戦績は104勝(55RSC)20敗。1度は就職したものの、15年12月に3回TKO勝ちでプロデビュー。身長175センチの右ボクサーファイターとして17年10月に日本同級王座、19年10月に東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック同級王座も獲得し、3冠を同時に保持した。

23年4月には米ニューアークで現WBC世界同級王者のシャクール・スティーブンソン(28=米国)とのWBC世界同級挑戦者決定戦に臨んだものの、6回TKO負け。世界挑戦の舞台に立つことはできなかった。プロ戦績は17勝(13KO)2敗だった。