メインイベント(第7試合)でN-1ビクトリー2026優勝決定戦が行われ、Bブロック1位のOZAWA(29)が23分22秒、Real Rebel(ワンステップでコーナーポストに飛び乗って繰り出すフェニックス・スプラッシュ)でAブロック1位の清宮海斗(30)から3カウントを奪取。優勝&「10・25両国国技館大会でのGHCヘビー級王者内藤哲也への挑戦権」を獲得した。

OZAWAは極悪軍団TEAM2000Xの介入にも助けられながら、清宮に対してかみつきや2度のローブローを見舞うなどダーティーファイトを展開。一方、清宮もスカイウォークエルボーや“狂乱バージョン”に変身しての強烈な張り手、さらにはスタンディングのシャイニングウィザードからのシャイニングランサーなどを次々に浴びせていったがOZAWAを仕留めることはできなかった。

そんな中でOZAWAは清宮のスカイウォークエルボーや武藤敬司氏のまねをしてからのシャイニングウィザードなどを完全コピー。最後はコーナートップから丸藤正道の不知火・改(マットを背にして相手と向かい合った状態で相手の首をロックし、ムーンサルトプレスを行うことで、相手を背中からたたきつける技)で清宮をたたきつけ、Real Rebelで締めくくった。

OZAWAは試合後、観戦していた内藤哲也をリングに上げてマイク合戦。お互いが相手に先に意気込みを言わせようと押しつけ合い、内藤は「俺の意気込み? その答えはもちろん、トランキーロ! あっせんなよ。さあOZAWA君、君の番だよ。意気込みを語ってもらおうか」。

するとOZAWAは「便利な言葉だな、おい! もしかして今、振ってきたのって俺にトランキーロって言わせたかったのかな? おい内藤、何かとさ、新日、新日、新日時代の名言、引きずったりするけどさ、新日本プロレスのこと、まだ未練あるんじゃないの?」と挑発した。

そして「こんなさ、新日本プロレスのことばっかり考えてるやつに、ノアのヘビー級のベルトを持たせたらまた泥船に戻っちまうわ。皆さま、次回、両国国技館大会では必ずこの“新日を引きずった男”内藤からGHCヘビー級のベルトを引き剥がします」と宣言すると、ファンから大きな拍手が起こっていた。

OZAWAはその後のバックステージでも「イージーだったなぁ。清宮海斗、余裕すぎておい、5分以内決着しちゃったよ。これで(清宮との)シングル3戦3勝。方舟(はこぶね)御三家(OZAWA、清宮、Yoshiki Inamura)? おい! 俺と肩並べていいやつじゃないから。シングル3回中3回負けてるやつを方舟御三家として一緒に名を連ねるなよ」と言いたい放題。

そして「内藤に対してもね、前回、時速10万7000キロで抑え込む電光石火の逆さ抑え込みで勝利しておりますので、次回も簡単に丸め込んで勝利かなと、そういう風に思っております。そして内藤哲也に代わってGHCヘビー級のベルトを取った暁には、オオワダサン(現煌牙)。オオワダサンとの事実上のノア最高峰の戦いを見せることができると思いますので、皆さん心待ちにしておいてください」と心変わりしてしまったかつての盟友との防衛戦を希望した。

◇清宮海斗の話「負けた人間がここで何か語る資格なんてないと思ってます。俺が言ってた戦いという部分はそういう部分もあると思ってるんで。ただ、今はOZAWAの世界が、OZAWAの作ってる世界がノアっていうことだと思ってるんで。それを崩さないかぎり、俺に明日はないっすね」