好成績で大関昇進の可能性がある関脇照ノ富士(23)も、平幕佐田の海(28)に敗れて早くも1敗を喫した。
照ノ富士が、まさかの黒星スタートとなった。立ち合いで佐田の海の右を差すと、相手の寄りに乗じて抱え上げて土俵際へ。だが「ちょっと力が入りすぎたかなという感じ。軽すぎて(入れ替えた瞬間)勝ったと思った。力を抜いちゃった」。間髪入れずに投げられると焦ってつり上げたが、時すでに遅し。土俵下に落ちると、ぼうぜんとしたまま引き揚げた。悔しさも湧いてこなかった。
大関昇進を狙う15日間の挑戦。13勝以上が昇進の目安になりそうな場所で、いきなりつまずいた。「無駄なことを、たまにしちゃうんだよな。勝ちに急いだ感じ。普通にやればよかった」と反省した。それでも力はあり余り、春場所に苦しんだ腹痛もない。今日2日目の大砂嵐戦へ「普通にやれば勝てる」と気負いはなかった。「普通、普通」が口癖。普段通りの相撲を取れば、白星はついてくる。

