大相撲秋巡業は24日、広島市で開催され、左膝の負傷で20日の香川・丸亀巡業から合流した横綱白鵬(30=宮城野)が取組に復帰した。

 横綱鶴竜(30)に押し込まれたが、最後は豪快なつり出し。満員御礼の館内から大歓声で迎えられ「感覚を思い出しながらというのが決め手。自分なりに少しずつできている。巡業といっても手応えを感じました」と充実感を漂わせた。秋場所初日から2連敗後に休場していたが、尾車巡業部長(元大関琴風)からも「意識の高さがすごい。さすが35回優勝するだけの人」と絶賛されるほど、1人黙々と汗を流してきた。朝稽古前には原爆ドームを訪れ「資料館には行ったけど、ドームは初めて。すさまじいですよね」と平和のありがたみをかみしめていた。