大関稀勢の里(30=田子ノ浦)が、綱とりに挑む名古屋場所(10日初日、愛知県体育館)の指定懸賞数で初めて幕内1位になることが7日、分かった。新規で「パチンコ花の慶次CR」が1日3本計45本加わるなど15日間総計で207本が稀勢の里の取組を指定して懸けられることになり、183本の2位白鵬に24本差をつけた。場所全体の懸賞数も名古屋史上最多1550本になる見通しだ。

 懸賞数は人気のバロメーターで、担当者も「大きな期待の表れ」と話した。夏場所では白鵬181本、琴奨菊165本に続く3位の159本だったが、2場所連続13勝の活躍で形勢逆転。周囲の期待や注目が高まる中、この日の稀勢の里は軽めの調整で汗を流した。土俵に上がらず、若い衆を相手に立ち合いの確認を繰り返した。午後は前夜祭にも参加。「体も出来上がったし、いい仕上がり」。期待に応える態勢は整ってきた。