大関豪栄道は12年九州以来2度目の中日勝ち越しでただ1人全勝。
豪栄道が、12年九州以来2度目の無傷8連勝で、かど番を脱出した。直近1年で2勝3敗と苦戦していた嘉風を寄り切りで下した。突っ張り合いを我慢して右を差すと、前に出て勝負をつけた。堂々と単独トップを守り「踏み込みが良かった。自分の得意な形になった」と、淡々と振り返った。
大関13場所目で「神ってる」快進撃が続く。そんな男をさらに勢いづかせるように、この日、朝稽古が終わった東京・足立区の境川部屋前に“神様”がやってきた。近所の舎人(とねり)氷川神社で3年に1度の大祭が行われ、町内をみこしが巡回。豊響ら部屋の関取衆がみこしを担ぐ後ろで、豪栄道も住民らと歩いて参加した。祭られているのは、武運の神といわれる八幡神。御利益は確かにあった。
「勝ち越したから、あとは1番1番集中してやるだけです」。勝負の後半戦へ、迷いはない。

