大相撲名古屋場所(7月7日初日、ドルフィンズアリーナ)に向けた二所ノ関一門の連合稽古が28日、名古屋市の鳴戸部屋で行われ、新小結の阿炎(25=錣山)が存在感を発揮した。
高安、貴景勝の両大関が治療のため欠席する中で、同じく新小結の竜電らと15番取って9勝。回転の速い突っ張りが持ち味だが、部屋の稽古では「右四つを最近やっている。『ニュー阿炎』です」と、相撲の幅を広げている。この日は自ら差しにいく展開こそ少なかったものの、土俵際では引いてかわさず、逆転の投げを決める場面が目立った。初賜杯へ意欲をのぞかせる人気者は、笑顔を浮かべながら「動いてみようと思った。疲れた~。ちょっと休みたい」とちゃめっ気たっぷりに話した。
師匠の錣山親方(元関脇寺尾)は「前傾姿勢で圧力を伝えられるように、意識の変化をさせている段階」と話した。

