貴景勝は立ち合いの当たりから3発で、竜電を電車道でもっていった。前日13日目は豪栄道に敗れたが「昨日は全力を出せた。また明日の相手と、5秒の脳の変換で切り替えられた」と引きずらなかった。

2度目の賜杯へ、本割では3敗の隠岐の海と直接対決。「みんな優勝目指してやっているので、そこ(優勝争い)にいるのはありがたい。でも、だからといって特別に考える必要はない」と、平常心を保っていた。