2度目の優勝を目指す大関貴景勝(23=千賀ノ浦)が好発進した。

過去8戦全勝の西前頭筆頭妙義龍(33=境川)を押し出し。「集中してやれば自分のやれることが自然に出る。気合だけ入れようと思った」と振り返った。

直近の対戦は立ち合いから一気に持っていく相撲内容が目立っていたが、この日は立ち合いで当たると、様子を見るように1度距離を取った。低く当たってくる相手をいなし、突いて出た。確実に初日の白星をつかんだ。「落ちついていこうと思っていた。何してくるか分からない相手。何にでも対応できる強さが必要だと思った」と、対応力を見せた。

新年最初の一番で白星。「新しいスタート、新しい場所なので、次のステップへのきっかけづくりになればいいと思った」と、視線は1つ上の番付を見据えている。「(相撲内容は)普通です。評価しない。また明日やるべきことをやる」と、20年も“貴景勝節”は健在だった。