日本相撲協会は29日、東京・両国国技館で大相撲春場所(3月9日初日、エディオンアリーナ大阪)の番付編成会議と臨時理事会を行い、大関豊昇龍(25=立浪)の横綱昇進を全会一致で承認した。

東京・台東区の立浪部屋で昇進伝達式に臨んだ豊昇龍は、「横綱の名を汚さぬよう、気魄一閃(きはくいっせん)の精神で精進致します」と口上を述べた。

使者は境川親方(元小結両国)と大鳴戸親方(元大関出島)が務めた。境川親方は「一門にとって武蔵丸以来の横綱で喜ばしい。最初は緊張するだろうけど大丈夫だと思う」。同じ出羽海一門として期待を寄せた。

持ち前の俊敏性にパワーが加わり、安定感が向上。第74代横綱となった豊昇龍について境川親方は「運動神経は抜群。精神力も強い」と評した。最高位に立つ力士として、結果を残さなければ批判にさらされることになる。「それも横綱の宿命。それに負けない、強い気持ちで頑張ってもらいたい」と熱くエールを送った。