大相撲の横綱豊昇龍(27=立浪)が、秋場所(13日初日、東京・両国国技館)を休場することが決まった。11日、両国国技館で取組編成会議が行われ、初日と2日目の取組に入らなかった。

休場は3場所連続10度目で、横綱在位10場所で5度目。初日からの休場は、18年初場所の初土俵以来、初めてとなる。

豊昇龍は名古屋場所で右ひざを痛め、14日目から途中休場。帰京後の7月29日に靱帯(じんたい)を修復する手術を受け、1週間入院した。

4日の横綱審議委員会による稽古総見には、右ひざをサポーターで固めて参加。四股やすり足などで体を動かし、関脇熱海富士に胸も出したが、相撲は取らなかった。

「本当は相撲を取りたかったんですけど」と語る一方、「ここでけがしたら終わりなので」と慎重な姿勢。八角理事長(元横綱北勝海)も「まだまだじゃない。この時期にできないようじゃ、難しいでしょう」と出場へ厳しい見方を示していた。

10日には治療のため、部屋での朝稽古を2日連続で休んだ。相撲を取る稽古を再開できず、調整が大幅に遅れていた。