10月30日に日本相撲協会定年の65歳を迎える立行司の第39代木村庄之助(本名洞沢裕司、九重部屋)が12日、自身最後の本場所の秋場所を前に「今までのことよりも、明日からの15日間。一日一日を大事にして務めていく」と心境を語った。

この日は土俵祭りで祭主を務め、厳粛な雰囲気の中で祝詞をささげた。周囲から最後の本場所と言われることも多いそうだが「相撲を取っている力士には関係がないこと。そういうことを考えたら失礼だ」と謙虚な人柄をにじませた。

番付表の書き手を長年務めた「筆の達人」としても知られる。「土俵の裁き、相撲字。伝統継承は大事なこと」と言葉に力を込めた。