東京・品川区のタマチ工業株式会社は、自動車部品の製造業者で、主にレーシングカーの部品加工を行っている。2007年、ROFIN社のレーザー加工機を導入し、同年医療産業へ参入した。今まで培ってきた超精密レベルの精度が要求される金属加工技術を生かし、マイクロメートル単位の加工が必要とされる医療用微細機器へ挑戦している。

例えば、クラス4の高度管理医療機器の「ステント」は、狭窄(きょうさく)した血管を広げたり、血管の他にも胆管などの閉塞(へいそく)した箇所を広げる医療機器。素材はステンレス、コバルトクロム、ニッケルチタンなどが使用され、使用する部位によって、素材の特性を生かしたものを採用する。同社はステントの開発から量産まで手掛け、医療機器の製造業務受託(OEM)も行っている。「もっと早く、もっと精度をよくして、治療したい」との医師の思いをかなえる手伝いをしている。

米内淨代表取締役社長は「最新鋭機フェムト秒レーザー技術によって、人生100年時代の実現に貢献したい」と語る。

今後も最先端の自動車部品製造による高精度な加工技術と品質管理体制で、高度で、精密な医療機器の製造をサポートしていく。

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