HKT48をこれまで運営してきたAKS(現Vernalossom)は1日、新設会社「株式会社Mercury(マーキュリー)」に事業譲渡したことを発表した。

今年1月に、同グループやAKB48、HKT48をAKSから独立させ、新会社を設立することが発表されていた。AKS執行役員だった前田治昌氏が代表取締役として就任。支配人制度の見直しから、同グループの劇場支配人を務めてきた尾崎充氏が先月末で退任となった。

会社名の「マーキュリー」は、ギリシャ神話の商業の神から命名されたといい、古くから商業都市として発展してきた博多の街から、パワフルに成長していくイメージを元にしたという。前田氏は「これまで、HKT48へ温かい応援ご支援をいただきました、全てのみなさまに感謝申し上げます。デジタルネットワークの発達により、距離や言語を越えたコミュニケーションが可能となりました。そんな時代の中で、HaKaTaから発信するパフォーマンスが、幅広い世代の人たちに愛され、そして海を越えて『笑顔』や『希望』を届けることができる存在になれるよう、挑戦していきたいと考えております。何卒、ご支援の程よろしくお願いいたします」とコメントした。