香港映画「ボヤージュ」(8月29日公開)の記者発表会が22日、都内で行われ、スカッド監督(48)と出演者らが登壇した。

 性的マイノリティーの男女が全裸で登場する、芸術性の強い作品。同監督のうつ病体験や知人の死など、実体験や伝聞の実話をもとに構成されている。

 同監督は「英国の自殺を防止する団体からは、『ありがとう。これで何人かの命が救える』と言われた。誠実さを持って何かを作れば、報われる」と胸を張った。

 同監督の第1作から出演しているエイドリアン・ハン(31)は、26歳まで10年間、野球の香港代表として活躍したアスリート。

 練習をしていたところ、野球をテーマにした映画を撮るため練習を見学しに来ていたスカッド監督から、「ハンサムなのになぜ野球チームにいるんだ?」とスカウトされたという。「たった10分間の会話で、香港の野球界の将来を考えていることが分かったので、出ることを決めた」。

 実生活では、数日後に挙式を控えており、「相手は女性ですか?」と問われると、笑顔でうなずいていた。

 ほかスーザン・ショウ(65)ヘイズ(29)アドニス(29)らが出演した。