ブラッド・ピット(55)との熱愛が報じられているオスカー女優シャーリーズ・セロン(43)だが、実は、ピットと離婚調停中のアンジェリーナ・ジョリー(43)とは、長年にわたり犬猿の仲らしい。

米情報サイトRadarOnlineによると、2人の確執は、ホラー映画「フランケンシュタインの花嫁」(1935)のリメーク作品への主演をめぐり、火花を散らしたことがきっかけで始まったという。

関係者は、「アンジーはこの映画の主演契約をしていないが、まだオファーは健在だ。この役をやりたがっているシャーリーズをイラつかせ、横取りすることを楽しんでいるようだ」と話している。

2人が争った役は、他にもまだたくさんあるという。ジョリーが映画「オリエント急行殺人事件」(1974)のリメーク作品への主演を辞退した後、セロンが同作への主演を検討した。しかし結局、2人ともこの役を断り、ミッシェル・ファイファーに役が回った。

ジョリーはジョニー・デップとの共演作「ツーリスト」(2010)をセロンが断った後に、主演をOKしている。内部関係者は、「2人の確執はだいぶ前に始まったが、ずっと続いている。監督たちは、2人に脚本をちらつかせ、互いに争わせることで騒ぎを作り出している」と話す。

ピットがジョリーの宿敵と交際中となると、問題は複雑になりそうだ。ジョリーとの離婚が今年中には成立するとみられている中で、ピットとセロンの新たな関係に怒ったジョリーが、離婚を引き延ばす可能性も出てくるからだ。(ニューヨーク=鹿目直子)