英女優エミリー・ブラント(35)が23日、都内でディズニー映画「メリー・ポピンズ リターンズ」(ロブ・マーシャル監督、2月1日公開)ジャパンプレミアに出席した。

主人公メリー・ポピンズ役を演じており、今回が初来日。「滞在している1分1分を大切に過ごさせていただいています。早く日本の皆さんに見てほしい。1番好きなのは日本食。本物をいただいて、うれしく思います。次回はぜひ仕事じゃなく、日本に来たいです」と笑顔を見せた。

同映画について「歌も9週間のリハーサルをかけて臨んだ。自分なりのメリーを作る努力をしました。マジカルな部分と、ミステリアスな部分が魅力です」とアピール。もし役と同じ魔法使いだったら? との質問には「家のバスタブにイルカを登場させたい」と話した。

この日のイベントでは、日本語吹き替え版でメリー役を演じ、日本語版のエンドソング「幸せのありか」を歌う平原綾香(34)が同曲を披露。マイケル役の谷原章介(46)も出席した。昨年3月上演の同作品ミュージカルでメリー役を演じていたが、今回の吹き替え版はオーディションだったといい「緊張したんですけど、受かって良かったです。メリー像を壊さないように、何回もイメージトレーニングしました。吹き替えは2回目で、不慣れなところもあったんですけど、すばらしいスタッフの皆さんのおかげでいいものが撮れたと思います」。

洋画の吹き替えは初めてという谷原は「平原さんの前でおこがましいんですけど、歌唱シーンも一生懸命作って、何とか形になったのかなと思います。これからは、人前で歌ってしまっていいんですかね?」と意欲を見せていた。さらに子どもが6人いることに話が及び、エミリーも「ワオ!」と驚かせていた。

同作品は、「第91回アカデミー賞」で作曲賞、歌曲賞、美術賞、衣装デザイン賞にノミネートされている。