ミュージカル「レ・ミゼラブル」2019年全国5大都市ツアー公演制作発表が23日、都内で開催され、ジャン・バルジャン役の福井晶一(45)吉原光夫(40)佐藤隆紀(32)ら総勢85人中74人が一堂に会した。

今回、テナルディエ役で初出演するトレンディエンジェル斎藤司(39)が「宿屋の主人の歌」を歌唱披露した。「喉の調子が悪く、緊張して恥ずかしい場面を見せてしまいました。本番はしっかり歌いますので、怒らないでください」と話した。

最古参の森公美子(59)は斎藤に「意外とこの公演は真面目にやらなくてはなりません。日本語のできる演出家がいないので、思ったことをやるよりも、言われたことをやるのが長く生きのこる秘訣(ひけつ)です」とアドバイスを送った。また、「音楽は音符を大切に歌う。絶対に外してはいけません。わかりましたか!」と、斎藤ほか今回初出演となるメンバー全員に呼びかけた。

そんな森は「22年間やってきたけど、多分今年が最後かなと。これ以上(オーディションに)受かる自信がないです。と言って次ぎも受かったらごめんなさいですけど。これが最後だと思いながら舞台に立ちたいと思います」とうっすら涙を浮かべながら話した。

また、セカンド写真集が好調のコゼット役の生田絵梨花(22)は「前回演じてから2年近くたって、自分自身も変わったなと思うところがあるので、もう1回向き合った時に、どんな景色が見られるのか今からとても楽しみです」と話した。

東京公演は帝劇で4月19日、開幕する。愛知・御園座で6月7日から名古屋公演、大阪・梅田芸術劇場メインホールで7月3日から大阪公演、福岡・博多座で7月29日から福岡公演、北海道・札幌文化劇場hitaruで9月10日から北海道公演を行う。