女優広瀬すず(20)が、ヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜午前8時)の18日に放送された第16回の平均視聴率が22・2%(関東地区)だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第15回の23・6%。

同ドラマは、戦争で両親を亡くし、父の戦友の養女として引き取られたヒロイン奥原なつ(広瀬すず)が、北海道を舞台に、亡き父の戦友の柴田剛男(藤木直人)と妻富士子(松嶋菜々子)、柴田夫妻の父泰樹(草刈正雄)に育てられ、豊かな想像力と開拓者精神を生かし、アニメーターを目指す姿を描く。脚本家の大森寿美男氏のオリジナル作品。元AKB48で女優の渡辺麻友、井浦新、染谷将太、伊原六花、小手伸也らが朝ドラ初出演。ほかに貫地谷しほり、中川大志、麒麟の川島明、木下ほうか、角野卓造が出演する。また、語り(ナレーション)をなつの父親という設定で内村光良が担当する。

あらすじは、なつが、泰樹と剛男がもめていることを雪次郎(山田裕貴)に相談する。雪次郎は演劇部の顧問、倉田先生(柄本佑)に聞いてみればいいと言う。なつが倉田先生に相談すると、「問題は自分がどう思うか。自分の問題として考えてみろ。自分で答えを見つけなきゃ、(泰樹、剛男に)ものが言えない」と言われる。そしてある日曜日、なつは雪次郎に菓子屋・雪月に来るよう誘われる。そこでなつは、やって来た倉田先生から演劇部に入るよう勧誘される。それが「おじいさんのためになる。おじいさんの問題を表現しろ」というのだった。