松山千春ツアー開幕「人前で歌うのは八角部屋以来」

歌手松山千春(63)の春のコンサートツアーが18日、神奈川・厚木市文化会館からスタートした。「平成」から「令和」にかけ、全国19都市で23公演を繰り広げる。ファイナルは6月26、27日の札幌市民ホール。

「クレイジー・ラブ」で幕を開けたステージは「今年に入って4カ月過ぎたが、人前で歌うのは2月に大阪で開かれた大相撲の八角部屋の激励会以来」という。

今回は、平成の最後とあって、「恋」や「愛しているから」「足寄より」など懐かしい曲を多く盛り込んだステージとなった。また、アンコールでは「長い夜」「大空と大地の中で」など、全16曲を力いっぱい歌いきった。体調面でも「体重が増えた」と健康をアピールした。

一方で、千春と言うと、デビュー曲の「旅立ち」から「君のために作った歌」、さらには「大空と大地の中で」など、誰もが口ずさめるヒット曲、名曲が多い。そう言ったことから「昭和」から「平成」にかけてのカラオケ・ファンからも高い人気となってきた。千春は「これからもメッセージ色のある曲を歌い続けて行きたい」と話した。

その千春が、平成最後の今年、「サブスクリプション」と呼ばれる定額制音楽配信サービスに参入した。すでに井上陽水や松任谷由実、ミスチルなど大物アーティストが参入しているが、千春は音楽配信には対しては慎重に対応し続けてきただけに大きな話題となった。

千春は、デビュー以来、ポニーキャニオン、NEWSレコード、アルファレコード、そして現在の日本コロムビアと4つのレーベルからシングルとアルバムをリリースしてきた。その数は松任谷由実の424曲を大きく上回る700曲にも及ぶ。

「千春のファンは親子、あるいは三世代というのが大きな特徴です。そう言った意味でも、全ての曲が聴き放題というサブスクリプション型の音楽配信は千春ファンにとっては歓迎だと思いますね」(音楽関係者)という。

ちなみに、今回のコンサートツアーでは4月30日に石川・本多の森ホールで「平成」最後のコンサートを行い、翌5月1日には長野県県民文化会館(ホクト文化ホール)で「令和」最初のコンサートを予定している。

なお、東京公演は5月16、17日の東京国際フォーラム・ホールA。