木村佳乃(44)主演の23日放送に放送されたTBS系金曜ドラマ「恋する母たち」(金曜午後10時)の初回の平均視聴率が10・5%(関東地区)だったことが26日、ビデオリサーチの調べで分かった。

柴門ふみ氏の同名漫画が原作。同じ高校に通う息子を持つ3人の母親(木村、吉田羊、仲里依紗)の恋や悩み、友情が描かれる大人のラブストーリー。シングルマザーとして息子を名門高校に進学させる役の木村は、19年ぶり同局系で主演を務める。

第1話はシングルマザーの杏(木村佳乃)は、息子が合格した有名進学高校の保護者説明会に出席する。会場には子供を中学校から同校に通わせているまり(仲里依紗)優子(吉田羊)の姿も。彼女たち3人には人に言えない悩みや心の傷があった。杏の夫の慎吾(渋川清彦)は10年以上前に女性と失踪。杏はそのことを相手の女性の夫の斉木(小泉孝太郎)から聞かされた。キャリアウーマンの優子は売れない小説家の夫シゲオ(矢作兼)と引きこもりの息子大介(奥平大兼)を養っていて、家庭よりも職場を自分の居場所と感じていた。