宝塚歌劇団雪組トップ望海風斗(のぞみ・ふうと)、トップ娘役真彩希帆(まあや・きほ)らが11日、東京宝塚劇場で行われた「『fff-フォルティッシッシモ-』~歓喜に歌え!~」「シルクロード~盗賊と宝石~」の千秋楽をもって、同歌劇団を退団した。

17年にトップコンビを組んだ2人は歌唱力抜群で、「ファントム」「ONCE UPON A TIME AMERICA」など話題の舞台で魅了してきた。

舞台上で行われたセレモニーで望海は「かけがえのない仲間と出会え、仲間と作る舞台が大好きだった」とあいさつ、「18年間宝塚におりますと、たくさんの幸せを感じることができましたが、今日が最高に幸せで、あの日見た夢の世界よりもはるかに夢のよう」と笑みを見せた。

真彩は「どんな時も絶対に手を離さないで、強く強く握ってくださった望海風斗さん。私は望海さんのお隣だから自分以上の力を出してここまで頑張ることができました。同じ景色を共有させていただいて、2人で走った日々はおばあちゃんになっても忘れません」と話した。