★25日、共産党は全国都道府県委員長会議が開かれ、党中央委員会議長・志位和夫、委員長・田村智子が出席、書記局長・小池晃が報告を行った。来年開かれる党大会の準備などがテーマだが、閉会に志位があいさつに立ち「前回の党大会から今までで、24年の総選挙では『裏金』を追及して自民党が過半数割れするも、国民民主党など他の勢力が伸びる結果に。25年の参院選では、党は排外主義とたたかい、自民党を過半数割れに追い込んだが、参政党などが伸びた。今年2月の総選挙では自民党が3分の2を獲得するなか、党は残念な結果にと説明。

★「しかし高市政権がここにきて暴走の限りを尽くし、国民的支持を急速に失いつつあり、この間力を伸ばしてきた国民民主党などの自民党の補完勢力、参政党などの極右勢力が自分の存在意義を見いだせなくなり失速し、中道改革連合も“一体何をやったらいいのかわからなくなって”存在意義を見失っている」とし、自民党の重鎮から寄せられたメッセージを紹介。「情勢には明確に変化が起こっている。衆院選で圧勝し自民党だけで3分の2を超える議席を持っているのに、やっていることは乱暴でむちゃくちゃだ。理解不能だ。国家の誇りは国旗損壊罪という法律でつくるものではない。自民党からも異論が出たのに数の力で押し切る」「憲法9条で世界に戦争をしないと宣言している国が、武器を売って儲けようなんて、世界からあきれられている。日本はわずかずつ戦争に近づいているように思う。しかし野党の大半は、戦争に近づく高市さんに異を唱えない」。

★続けて「野党は政権交代ではなく連立に入ることしか考えていないので高市さんとは対峙(たいじ)しない。野党は一致団結して闘うべきなのに、連立政権に入るために抜け駆けして協力を競う。そんな野党の本音を国民は見抜いている。高市さんと本気で対峙しているのは共産党しかないことは、誰の目にも解りやすくなっているのではないか」とした。そして政党状況についての見方が「私たちの見方とぴったり一致するのではないでしょうか」と訴えた。リップサービスを差し引いても面白いが、自民重鎮と共産党がぴったりくる時代はどこかおかしいと感じるべきか。それともそこまでこの国は来てしまったのか。(K)※敬称略