東京都は19日、都庁第1本庁舎の壁面を使ったプロジェクションマッピングで、実物大のゴジラが都庁を襲撃する内容の特別プログラムを27日から投影すると発表した。毎週土日と祝日に1日3回上映する。

都によると、映画「ゴジラVSキングギドラ」などのシリーズと同じ高さ100メートルのゴジラが登場する。都庁を破壊するゴジラを、都が新たな専用兵器を使って迎え撃つストーリーだ。

都庁は映画の中でゴジラに破壊されたことがあり、小池百合子知事は19日の定例記者会見で「都庁が大好物というのがゴジラ。大迫力の映像をぜひ楽しんでいただきたい」とアピールした。

プロジェクションマッピングは2月25日から始まり、今月18日までに約9万人が観賞した。48階建ての庁舎壁面の4~32階部分に投影。建物に映す最大の常設展示としてギネス世界記録に認定された。(共同)