与野党の参院幹部らは12日のNHK番組で、終盤国会の法案審議を巡り討論した。自民党の磯崎仁彦参院国対委員長は「17日の会期末までに全ての法案を成立させるため、野党の協力を頂きながら全力を尽くしたい」と述べた。立憲民主党の斎藤嘉隆国対委員長は皇室典範改正案について「国民の関心が高い問題だ。参院で可能な限り多くの時間を取り、充実した審議をする必要がある」と指摘した。
磯崎氏は会期延長について「現時点では考えていない」と説明。斎藤氏は「会期末の日程ありきで拙速な審議をするつもりはない」と主張した。国民民主党の伊藤孝恵参院国対委員長は、延長した場合は「高市早苗首相出席の予算委員会集中審議を求める」とした。
磯崎氏は、10日に衆院を通過した皇室典範改正案を巡り、衆院審議が約3時間半にとどまった点に触れ「参院は衆院より会派が多く、配慮は必要ではないか」と語った。日本維新の会の浅田均参院会長は、旧11宮家の男系男子の養子縁組を可能とする内容について「合理的な選択だ」と主張した。
公明党の石川博崇参院幹事長は「皇位継承と切り離して皇族数確保を図ることが喫緊の課題だ」と強調。共産党の仁比聡平参院国対委員長は、典範改正案の撤回を求めた。(共同)

