8日午後8時5分ごろ、長野県安曇野市穂高有明の県道で、通行人から「土砂崩落で通れない」と110番があった。市によると、県道の先には宿泊施設が複数あり、9日午前5時半現在、宿泊者ら約390人が孤立しているとみられる。安曇野署によると、けが人の情報はない。

県安曇野建設事務所によると、土石流が発生し、県道にかかる橋が流されたとの情報もあり、同事務所や署が詳しい状況を調べている。

市などによると、県道は北アルプスの燕岳(標高2763メートル)の登山口に通じる道。頂上稜線にあり多くの登山客が利用する山小屋「燕山荘」や、登山口近くの温泉宿「有明荘」「中房温泉」の3施設がある。

気象庁によると、安曇野市では8日午後8時までの1時間に50ミリを超える非常に激しい雨を観測した。(共同)